2003-07-23 第156回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
○梶谷政府参考人 まず、杉林等の荒廃が進んでいるから今回の土石流が発生したという点でございますが、今回の土石流災害につきましては、詳細については現在、調査中でありますけれども、主たる原因につきましては、活性化した梅雨前線の影響によりまして局地的に森林の保水力や土石の保持力を超える記録的な大雨が降ったことによるというふうには考えているところであります。
○梶谷政府参考人 まず、杉林等の荒廃が進んでいるから今回の土石流が発生したという点でございますが、今回の土石流災害につきましては、詳細については現在、調査中でありますけれども、主たる原因につきましては、活性化した梅雨前線の影響によりまして局地的に森林の保水力や土石の保持力を超える記録的な大雨が降ったことによるというふうには考えているところであります。
それから植生につきましては、お話のございました東松山市を含め杉林等一部衰退をしておる事実が認められておりますが、現在のところ、酸性雨との因果関係ははっきりしておりませんで、引き続き検討、調査をしておるところでございます。現在、被害は顕在化していないという認識をしておりますけれども、弱い部分がございますので、引き続き調査、研究に努めておるところでございます。
げることはできませんが、いまのお話の、水田の転換等々の場合に林地にかわることは、一体今後の日本の農業の生産力を考える場合にどうかという話でございまして、私は、水田に杉等を植えられるというのは、ところによっていろいろな呼び方がございますけれども、山合いの谷津田とか谷地田とかいうようなところが大部分でございまして、通常の生産力の高い水田はたとえば果樹とか野菜とかに転換する場合はございますけれども、そういうところが杉林等
○山崎政府委員 お説の通り、造林技術等につきまして、一般産業のように目のさめるような新しい技術というものが導入されるというふうなことにはなかなか困難があるのでありますが、最近の造林等を全体的に見てみますと、国有林が従来やって参りましたようなことでなしに、植付本数を積極的に増加する、あるいは植付後の手入れを十分にやるというようなこと、あるいは最近普及して参りました杉林等に対する肥培管理等をやるというふうなことによりまして